私の職場でも指導が入りましたが、
その後もあちこち関連事業所に指導が入っています。
今、問題によくあがるのが「通院介助」について。
ヘルパーは通院に関しては医療機関の往復だけとなっているようです。
医療機関に入ると、そこからは介護保険の範囲じゃなく、
医療保険のほうになるらしい。
利用者さんから患者さんに変身するのです。
ヘルパーの介助でなく、看護師の看護になるのですね。
でもね、看護師さんはばたばたと忙しく、
1人の患者さんについてなんかくれません。
せいぜい診察の順番が回ってきた時に誘導してくれるくらいです。
歩くのも介護がいるような高齢者の方はトイレに行くのも大変です。
ヘルパーがついていたら安心してトイレにも行けます。
でも、この行為は介護保険では容認されていません。
ヘルパーは無償の仕事をすることになるのです。
介護保険では待ち時間は入れない。
その時間はヘルパーは病院にとどまる必要はないとなっているみたい。
でもねえ、実際そういうわけにはいかないでしょう。
遠距離の通院なんかまじで身動きもできません。
結局、この病院での待ち時間は介護保険には請求しないで、
会社の判断でヘルパーのお給料だけ支払われている
(支払われていない場合も多い)形になっています。
むやみに介護保険を使いまくる利用者さんも困るけど、
この問題はほんとややこしいです。